七ヶ所まいり|公式HP

七か所まいり・しちかしょ・ななかしょ

▼七ヶ所まいり(車:半日 歩き:1日)

ななかしょまいり行程・しちかしょまいり

お遍路:各霊場の本堂・大師堂を参拝していきます。元々は、へじ修行を由来とし、弘法大師の霊跡をたどる巡礼の旅をさします。

七ヶ所まいり(しちかしょまいり・ななかしょまいり):71番から77番の霊場を参拝します。歩きでも1日で結願できるお遍路として江戸時代より盛んに行われました。

逆打ち:閏年に逆順に巡礼したところ弘法大師に出会えたという言い伝えから閏年に逆順に巡礼することを逆打ちといい、順に巡礼することを順打ちといいます。

大師宝号:南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)。

七か所まいり公式

七ヶ所参り公式サイト

七かしょまいり①第71番剣五山・弥谷寺(いやだにじ)
弘法大師が7歳から修学に励まれたといい大師堂内を進むと獅子ノ岩屋や明星ノ窓が参拝できる。又、仏神の世界に通ずるとされる水場之洞もあり、お水まつりという願掛けでも知られる。七福神は大黒天。

七かしょまいり②第72番我拝師山・曼荼羅寺(まんだらじ)
弘法大師により開基されたといわれ、弘法大師が唐より帰朝のち、堂宇を建立し、寺名を曼荼羅寺に改めたいわれている。御本尊は大日如来、七福神は福(招福)・禄(蓄財)・寿(長寿)を司る福禄寿がまつられている。

七かしょまいり③第73番我拝師山・出釈迦寺(しゅっしゃかじ)
出釈迦寺の奥之院は、弘法大師の捨身伝説で知られる捨身ヶ岳禅定。禅定(ぜんじょう)とも呼ばれ我拝師山上にまつられる。境内の三鈷之松は子授け・安産成就に霊験ありといわれる。御本尊は釈迦如来、七福神は商売を司る恵比寿天がまつられている。

七かしょまいり④第74番医王山・甲山寺(こうやまじ)
弘法大師が満濃池治水工事の成就を祈願したとされる札所。弘法大師が自ら刻んだ薬師如来が御本尊としておまつりされ、七福神は毘沙門天がおまつりりされている。毘沙門天は弥山(須弥山・仏天)を守護する四天王の一尊として知られる。

七かしょまいり⑤第75番五岳山・善通寺(ぜんつうじ)
弘法大師の誕生地として知られる。弘法大師が帰朝のち、父君の菩提を弔うため建立されたという。御影堂(大師堂)の横には産湯の井戸があり、母君(玉寄御前)の部屋があったといわれる。安産・子授けに霊験ありといわれる子授け石や腹帯でも有名。七福神は布袋尊。

七かしょまいり⑥第76番鶏足山・金倉寺(こんぞうじ)
弘法大師の甥、智証大師誕生の地で知られる。地元では子授け・安産のおかるてんさんでも親しまれ、寺名から蓄財にも霊験ありといわれている。七福神は蓄財や芸事をつかさどる辨財天をまつる。また、乃木将軍が住居としたことでも有名な寺院。

七かしょまいり⑦第77番桑多山・道隆寺(どうりゅうじ)
和気道隆乳母の菩提を弔うため、建立されたといわれる。本堂隣の堂宇には、眼なおし薬師がまつられ、眼病に霊験があるといわれている。御本尊は、弘法大師が刻んだと伝わる薬師如来。七福神は、長寿をつかさどる寿老人がまつられている。


七ヶ所まいり七福神七ヶ所まいり七福神七福神なでぼとけ
71番:大黒天(だいこくてん) 72番:福禄寿(ふくろくじゅ) 
73番:恵比寿(えびす) 74番:毘沙門天(びしゃもんてん) 
75番:布袋尊(ほていそん) 76番:弁財天(べんざいてん)
77番:寿老人(じゅろうじん)

※七福神はなで仏です。打ちでの小槌や布袋尊のお腹など各部をなでて参拝しましょう。 






七箇所参り①
七箇所参り②