七ヶ所まいり-お遍路参考プラン

参考ルート

日帰り(歩き:1日ほど 自動車:半日ほど)

▽車でお遍路

 所用時間:およそ5~6時間(半日)。

【車の道中案内(看板)】 (注意)歩き遍路と車遍路では、通る道・看板が異なります。
※道中、右左折が必要な地点に、番号順に次の札所への道案内があります。道路上に、必ず同形式の看板(白地に青文字)がありますので、そちらを参考にお進みください。

しちかしょまいり



▽車遍路
 ◆七ヶ所まいり。
   所要時間:約5~6時間、午前8:00~13:00頃。

食は道中にうどん店があります。近隣の納経所や地元の人などに尋ねてみるのも、いいかもしれません。

▽車遍路:番外編 八ヶ所まいり
 ◆七ヶ所まいりと金比羅宮と琴平温泉街。
   所要時間:8時間、午前8:00~16:00頃。

金比羅精密案内記(明治時代)に、七ヶ所まいりと金比羅まいりで八ヶ所まいりと呼ぶんだと紹介されています。余裕のある方は、一緒に参拝されてみてはどうでしょうか。

▽歩いてお遍路

 所用時間:およそ8時間(1日)。

 ①【行き】コミュニティーバス(日曜祝日運休)にて移動。

8時32分JR詫間駅発→8時46分ふれあいP・71番弥谷寺登山口
※バスが運休の際はタクシー(10分程)で71番弥谷寺。

 ②【帰り】77番道隆寺よりJR多度津で帰宅(道隆寺より徒歩15分・タクシー7分)。

※歩きの遍路道は、次の札所までの案内図が札所ごとに用意されていますので、納経所にて道順をお尋ねください(歩きの遍路道中には、札番順に矢印の彫られた石柱が立っています)。

かしょまいり


▽歩き遍路と公共交通を利用の場合(バスが少ない為、注意が必要です)
 所用時間:8時間、午前9時~午後5時。

 ①【行き】三豊市コミュニティーバス(日曜・祝日運休)にて移動。

9時22分JR詫間駅発→9時40分ふれあいP・71番登山口
※71番から75番の遍路道(71番は国史跡)を歩き(4時間程)、その後公共機関利用。

 ②【75番より76番へ善通寺市民バス(竜川コース)を利用】

15時01分発・郷土館(75番善通寺から徒歩10分)より乗車→15時28分・76番金倉寺駐車場前。


 ③【76番より77番へJRを利用】

16時23分発JR金蔵寺(金倉寺から徒歩5分)→16時28分着JR多度津(道隆寺まで徒歩10分)。

 ④【帰り】道隆寺よりJR多度津駅を利用(道隆寺より徒歩10分)。


バス時刻表(改訂される時があります。三豊市役所へお問い合せください。)

ごかしょまいり
※【追加】8時32分詫間駅発→8時46分ふれあいP・71番登山口

1泊する

▽歩き遍路
※午前8時までに71番へお越しになれる方は、日帰りが可能かと思われます。
  ・PLAN1
    ふれあいパーク(道の駅)で宿泊し、早朝からSTART。
  ・PLAN2
    71番~75番を歩き、75番宿坊で宿泊。翌日77番まで歩き、帰りはJR(210円)
   かタクシー(2500円)で駐車場所へ。
  ・PLAN3
    71番から歩ける所まで歩き、17:00になったら、タクシーで善通寺市内のビジネ
   スホテルへ行き、宿泊。連休以外であれば、予約なしでも宿泊できると思います(7
   5番宿坊は予約制)。

バス時刻表(改訂される時があります。三豊市役所へお問い合せください。)

かしょまいり

※【追加】8時32分詫間駅発→8時46分ふれあいP・71番登山口(歩き遍路の方は利用してみては?)

▽車遍路
 ◆前日に宿泊し、翌日七ヶ所まいり。
  所要時間:6時間、午前8:30~午後14時30。

食は道中にうどん店があります。近隣の納経所や地元の人に尋ねてみるのも、いいかもしれません。

宿泊先

~七ヶ所寺院近辺~
 ・71番境内口下 ふれあいパークみの TEL0875(72)2601
 ・75番宿坊 いろは会館 TEL0877(62)0111
 ・75番~76番近くのビジネスホテル 
    善通寺グランドホテルTEL0877(63)2111
 ・75番~76番道中(JR善通寺側) 
    善通寺ステーションホテル TEL0877(62)6222
 ・77番近く、JR多度津駅より徒歩1分 
    ホテルトヨタ(ビジネスホテル) TEL0877(33)1412

~琴平温泉郷~
 ・つるや旅館 TEL0877(75)3154
 ・琴参閣 TEL0877(75)1000
 ・こんぴら温泉湯元 八千代 TEL0877(75)3261
 ・桜の抄 TEL0877(75)3218
 ・紅梅亭 TEL0877(75)1111
 ・琴平リバーサイドホテル TEL0877(75)1880

◇歩き遍路の薦め◇

歩き遍路しませんか?

 七ヶ所まいりは、江戸時代の遍路大衆化に伴い生まれた、当時の1日巡拝です。当時は、自動車や電車などの移動手段はない為、全ての人々が歩きによるお遍路でした。
 1日遍路は、体力的な理由や経済的な理由で八十八箇所全てを参りたくてもできない人が、せめて1日だけでもといった気持ちで始まったとされます。
 七ヶ所の中には、山寺があったり、平地のお寺があったり、海の近くのお寺があったりとバラエティにとんでいます。また、遍路道も、竹林をくだる昔の遍路道や門前町を通る遍路道、田園地帯が続く遍路道とこちらもバラエティにとんでいます。
 これから、七ヶ所まいりを検討中の方は、是非1度歩き遍路での参拝をご検討頂ければと思います。

(注意)七ヶ所まいり・歩き遍路では、8時間あれば余裕をもって結願出来ます。但し、各札所は17:00になると閉門される為、午前8:00迄のSTARTで計画される事をお奨め致します。県外からお越しの方は、右記宿泊先をご参考にして下さい。